子どもが成長した将来は、間取りを変更したいと思います。

木造軸組工法は自由設計。家族の成長後にリフォームが簡単です。
新築時には使いやすい間取りでも、家族構成や生活様式の変化で使いづらくなってきます。
将来のために簡単にリフォームができるように自由自在に増改築できるのが木軸組工法の大きな特徴です。


@現場に合わせて施工できる、極めて融通性の高い工法なので、間取りも自由自在です。
A使用する木材によって強度や持ちに影響しますが、取り替えや補修が容易で、木造建築の最も優れた点といえます。
B開口部の多さや天井の構造の関係で風の通りがよく、夏は涼しく、冬は結露しにくい構造です。
C通風や採光に優れた設計ができるのが特徴です。
D木軸工法は、柱と柱の間に広々とした開口部がとれて明るい室内が自慢です。
E変形狭小敷地にも細かく対応できます。
F屋根の形も切妻・片流れ・寄棟・入母屋・その他何でも対応できます。
G設計の自由度が高いので、増改築時の融通性が高いです。
H木材を内部に多く露出させ木の感触や質感をたのしむことができます。コンクリートの熱伝導率は木の6倍、鉄は26倍に
  なることをご存知でしょうか。冬の寒い時、鉄やコンクリートの床と木の床では木の方が断然暖かで、触れた時の
  ヒンヤリ感がまったく違います。木のぬくもりの仕組みは科学的にも証明されているのです。
I気密性が低く、断熱・遮音性能が低いです。
J最近では面材と断熱材を使って密閉型にしたものがでてきて、断熱・遮音性が向上したものもあります。


木の特質  木は高いといいますが本当でしょうか?

植林してから最低50年くらい経たないと製品になりません
木は植林してから50年は市場に出てこないのです。その間に手入れを怠ると一人前の木には育ってくれません。
息の長い山の仕事は世代を超えて受け継がれるごとに繊細な年輪を刻みます。
先人の手仕事を考慮しても、住宅に使用する材料はそれほど高価な材料は使用されていません。国産建築木材は生育から伐採されるまで消費エネルギーが少ないので安心してお使いください。決して高くありません。
時代を経ても、美しさや機能を保つ木軸組工法は、化学建材を使った高気密断熱の家と比べてみればみるほど違いが分かる本物の住いを手に入れるには、木を使うことをお薦めします。




自然素材を使いこなす 自然素材を使うといい家になりますか。

「自然素材を使えばいい家になる」ということではありません。
自然素材の長所短所をよく知り、自然素材の長所を活かした家づくりを行わなければ、それは単なる「自然素材がたくさん使われた家」になるだけです。
私たちはずっと以前から「できる限り自然素材を使いながら全体として住まい手に満足していただける家」を提供することを強く意識しながら家を建ててきました。
それが棟梁に求められるものだと確信しているのです。
木はいろいろな顔を持っていて柾目によって顔は違い、呼吸し、調湿機能もあり、多少の断熱性、抗菌性などの効果があり、手触りは人にやさしく、温かみも兼ね備えており、
木でなくては味わえないものを持っているのが特徴です。


土に還るリサイクル リサイクル法が施行されました。経費負担を教えてください。

自然に土に還る材料での家づくりに努めています.。
建て替えには大量の廃棄物を排出します。
また、処理費用に額大なお金がかる住宅は老後に大きな不安をもたらします。自然界の許容範囲を超えて廃棄物を出さないよう消費者グループと勉強会を開催しながら、環境負荷低減を目指しています。


 例:解体時に発生する建築系の廃棄物)
   コンクリート塊  廃木材  ガラス陶磁器くず  鉄 アルミ
   銅電線  板ガラス  塩ビ管、継手  断熱材  畳など


地球にやさしい家づくり 地球環境に負荷をかけないような家づくりがありますか。

木造軸組工法は地球に"やさしい"家づくりです。
わたしたちは次世代のエネルギーを消費することで経済を動かします。
木材は無限の再生可能な資源です。
木の家に住むということは、人工林の伐採につながり、新たに若い木を育てる植林システムは森林全体の炭酸ガス吸収能力を高めることに役立ちます。地球資源を破壊し、天然資源を枯渇させないよう将来に不安を残さないために、木軸組工法の家を大切に永く使うことは環境保全に貢献し続けます。

もちろん、建築資材には「土」に還すのもを積極的に選んでお勧めしています。
また、お施主様をお誘いして、エコ教室や楽しいイベントを企画しています。




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81-0112
高知県高知市仁井田3353−4
沖野建築
棟梁 沖野誠一