「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会・高知字支部の歩み


          歌 一洋 「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」

四国に八十八ヶ所の霊場札所を巡拝する遍路道が在ります。いわゆる「四国八十八ヶ所」です。
空海が開いたとされ、1200年余、お遍路さん、地元の人達によって脈々と今に受け継がれててます。祈りを体現したシステムとして「お接待」と「循環性」というカタチは世界でも類を見ません。
この四国全域1400kmの遍路道89ヶ所に、歩きお遍路さんのための休憩、仮眠がでくる「ヘンロ小屋」をボランティアで造っていくプロジェクトです。2001年から10数年をかける予定です。
小屋は地域の様々な人達と共に、つくる過程も大切にしながら造りたいと考えています。
小屋を通して「祈り」「人と人、人と自然のふれあいや支え合い」の精神が広がり、深まることを祈って…。 発 心
私は徳島県南に生まれ、お遍路さんとの思い出があります。幼少の頃、白装束を身にまとったお遍路さんが玄関先で拝んでくれるたびに、米など家にあるものを袋の中に入れてあげていました。
「お接待」です。
この風景が、年齢を重ねるごとに、徐々に浮かび上がってきました。特に20年程前から歩きお遍路さんに何かを強く感じています…。
そして外国へ旅するごとに遍路の持っている文化の貴重さを意識するようになっていました。
また、人間「空海」を識るほど強く魅かれるようになりました。建築設計を生業とし、前向きに生きるための「祈り」を建築のテーマとしている私にとって歩きお遍路さんのため、何か出来るのでは…と考えていました。そんな思いが少しずつ醸成し、ごく自然に生まれたプロジェクトです。
                                         歌 一洋



2007年 中土佐町にヘンロ小屋が完成しました。宇津井健さんを囲んでのトークショーを開催しました。
2007年  名称を「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会に変更しました。
2007〜2005年 高知支部が発足しました。
ヘンロ小屋をつくろう(高知新聞)/高知支部発足
2005〜2003年 ヘンロ小屋構想と高知県「木の文化圏構想」をコラボしました。
→  四国八十九箇所ヘンロ小屋構想と木の文化を考えるシンポジウム
2003年 高知県立牧野植物園でヘンロ小屋模型展を開催しました。
2003年〜2002年 しました。五台山の竹林寺で高知県内の協力者らと交流会を開きました。



宇津井健さんを囲んでのトークショー
2009・2月1日 五台山の竹林寺で俳優の宇津井健さんを囲んでトークショーを開催しました。
高知市五台山竹林寺の客殿で俳優の宇津井健さんを囲んでのトークショーを開催しました。宇津井健さんは,1985年の日航機墜落事故の遺族が四国88か所を巡礼する映画への出演を予定しているため、役づくりの勉強を兼ねの来高です。「渡る世間は鬼ばかり」の主人公役を演じるベテラン俳優の宇津井健さん、竹林寺の海老塚住職、歌一洋先生を囲み、司会は山下正樹事務局長が勤めます。トークショーのあとには、宝物殿見学、スペシャルゲストを囲む懇談会では銀幕スターならではの逸話など盛りだくさんにあっという間の2時間でした。最後に、これからの役づくりに活用していただくために、名誉顧問から宇津井さんに山下事務局長の杖をプレゼントさせていただきました。



名称を変更しました 
 2007・9月1日  名称を「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会に変更しました。



歌一洋「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋をつくる会」会 高知支部設立総会
2007〜2005  高知支部会が発足しました。
            ■歌一洋「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋をつくる会」高知支部設立会のご案内■

このたび、「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋をつくる会」を多くの方のご賛同のもとに発足しました。これは、2001年から推進しております遍路道に、お遍路さんの休憩・仮眠する小屋を支援していただく会でございます。皆さまからのご支援・ご助力を賜りまして、土佐路には地元の方々のご協力により10棟以上のヘンロ小屋が建設されました。これを機に今後10年ほどをかけ、世界にも稀な遍路文化を継ぐため、小屋づくりの意を新たにし、お接待文化を広げていきたいと考えております。つきましては、ヘンロ小屋の必要性をご理解していただきたく、シンポジウム及び設立会を開催いたします。諸事ご多用とは存じますが、ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。

    日 時: 2006年 9月1日  午後6時〜7時30分
    場 所: 竹林寺客殿

    (第一部) 「祈り・人と人との支えあいの文化を語る」
           講話:海老塚和秀住職
     ◇シンポジウム
     歌 一洋(歌一洋建築研究所)
     増田全僧正(延光住職・四国霊場会土佐部会の部会長)
     西田忠雄(大月遍路道保存会世話人)

     司会
     山下正樹(歌一洋「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋ブロジェクト」を支援する会・事務局長)

     (第二部) EIJI TRIO 演奏会 
            吉川英治(drums) 高知市出身。日野元彦氏に師事
            西村公孝(bass)ニューヨークにて藤原清登氏に師事
            福田 誠(piano)大学在学中に辛島文雄氏に師事

     (第三部) 設立祝賀会 (会費7千円)
           無料送迎バ発 竹林寺前 午後9時20分 


四国八十八ヶ所ヘンロ小屋の模型 


高知県内の完成ヘンロ小屋
2号大月町弘美   5号岡豊町蒲原  7号三原村芳井  8号香我美町岸本  9号大月町 
10号宿毛市坂ノ下    13号佐賀町  14号大月町大蒲  15号三原村清水川 17号須崎 
20号足摺  30号香美市松本  そえみみず  土佐市天神 宿毛信金庵



森の市民講座「高知の森を考える」シリーズ第二弾
        四国八十八ヶ所ヘンロ小屋構想と木の文化を考えるシンポジウム
 〜グループディスカッション〜
2005〜2003  ヘンロ小屋構想と高知県「木の文化圏構想」をコラボしました。
 ねらい
第T部(歌一洋先生基調講演/フロアーディスカッション)をうけ、郷土が培ってきた接待文化、その文化を育んできた気候・風土、特に森林や木の文化について、小グループに分かれてさらに議論を進め、森林と人との関わり合いや貴重な文化(心の文化と木の文化)を次世代にひきつぐため市民として何ができるのかを考え交流を深めていきます。

日 時: 平成15年4月12日(土)午前10時〜午後4時
場 所: シンポジウム       高知県立牧野植物園映像ホール
     グループディスカッション 竹林寺客殿

時 間:午前10時〜午後4時

昼 食:大目真壱さんによるオカリナ・ケナーコンサート

(スケシュール)
10:00〜10:40  基調講演(歌 一洋先生)  
10:40〜12:15  歌先生と愉快な仲間たちによるフロアーディスカッション 
             司会 塩田正興(木と人出合い館館長)
12:15〜13:15  昼食
13:30〜13:40  竹林寺の由来(竹林寺住職  海老和秀氏)        
13:40〜15:25  グループディスカッション  司会 兼松方彦(森を守る県民会議)
15:25〜15:30  休憩
15:30〜16:00  月岡祐紀子奉納コンサート(友情出演・松末真由美))
16:00        閉会


(午前の部)
 ◆シンポジウム

(パネラー)

 歌 一洋 (歌一洋建築研究所 近畿大学教授)
 橋本大二郎(高知県知事)
 海老塚和秀(竹林寺住職)
 村上隆夫 (国分川の水辺を守る会会長)
 山下正樹 (NPO法人黒潮実感センター事務局長)
 沖野和賀子(森を守る県民会議)

 司会 塩田正興(木と人出合い館館長)

 (午後の部)
◇グループ1 四国八十九箇所ヘンロ小屋構想

歌先生のヘンロ小屋構想と、高知の気候風土にあった家造りに取り組む土佐派の家とのトークセッションにより
お接待文化を育んできた高知の気候風土や森林、木の文化と家造を考えていきます。

話題提供: 歌 一洋氏(近畿大学助教授)
        山本長水氏(山本長水建築設計事務所主宰)

 ◇グループ2 ヘンロ小屋と森林文化

ヘンロ小屋を結ぶ道は森林の道。そこには、森林と人との共生により育まれた森林文化が息づいています。
森林の現状や人々の暮らし、野生鳥獣との共生など、ヘンロ小屋をとうして森林について考えましょう。

話題提供: 飯國茂明氏(高知大学教授) 
            
 山崎三郎氏(森の回廊四国)

◇グループ3 心の文化と木の文化

ヘンロ小屋構想は、長い間人々が育んできたお接待文化から生まれました。
この独特の心の文化と森林の国土佐が育んできた木の文化についてさらに掘り下げて考えていきます。


話題提供: 山下正樹氏(NPO法人 黒潮実感センター)
         手島寿幸氏(情報交流間ネトワーク)




四国八十八ヶ所ヘンロ小屋」模型展



ヘンロ小屋建築交流会
2003〜2002 五台山の竹林寺で高知県内の協力者らと交流会を開きました。
 高知県内では2003年までに、幡多郡大月町に第一号が建築されました。現在、南国市でも土地提供者が現れ、県内2ヶ所目の計画が進んでいます。この日は、歌先生の構想に共感する市民らが集まり、構想の進み具合や、どんな支援方法があるかなどを話し合いました。


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